1カ月半にも及ぶ、長期休暇を経て先週から職場に復帰しています。
これほど長く会社に行かなかったことは当然のことながらありません。
職場復帰前に心療内科の先生との面談。
そしてその後の会社のメンタル相談室担当者及び人事部の担当交えた復帰前面談についてはこちらに書いています。
先週の頭から職場復帰したわけですが、その時の自分の心境と会社内での周りの反応などを書いていきます。
心身失調により長期休暇ののちに復帰する方の参考になれば・・・。
初回出社時。会社に近づくごとに「行きたくないな・・・」
初回出社時のことです。
この日は朝から12時までの勤務時間。
通常であれば楽勝です。
この日は車通勤。いつも通りの時間に家を出ます・・・。
出てすぐはいいんですが、「あと10分くらいで会社に着くな」って距離まで来ると、急にいろんなことを考えてしまいます。
「やっぱり行きたくないな・・・」
「会社の仕事たまってるんやろうな。」
「職場の人たちから何か言われたら、どうしよう。」
こんなことを考えながら、会社の駐車場までたどり着きました。
駐車場についてしまったからには、行くしかない!と意を決して、職場のほうに向かいました。
特に何事もなく、いつもどおりの着替えのロッカー内。
会社に着き、制服に着替えるために職場の人たちみんなで利用するロッカーへ。
ロッカー内には当然、同じグループの社員の人がいます。
「なんで休んでたん?」
とかって一人くらいに聞かれるかと思いましたが。
「久しぶりやな。元気になったんやな。」
という程度。これにはほっとしました。自分が考えていたよりもそこまでみんな話しかけては来ませんでしたし。
自意識過剰かもしれませんけど、やっぱりそれくらい長い間休んでましたからね。
1日目、特に仕事と言えるほどのこともせずに終了。
初日は、昼までということもあり特に大きくは何もせず。
休暇に入る前にやり残していた、自分のパソコンのデータ入れ替えなどをしていました。
あとは他の部署をぶらぶら見学しにいったくらい。
休暇前にシステムの導入を進めていたのでその進捗を確認しました。
順調に出来ていたようで安心しました。自分がいなくても何とか仕事は回っていたようで。
その職場の人たちにも、
「おお~待ってたで。」
「長いこと休んでたんですね。ぼちぼちやってくださいね。」
「君がおらんと分からんこと多かったから復帰を待ってたんやで」
と温かい言葉をかけてもらいました。
社交辞令かもしれませんけど、「なぜ休んでたのか」ってのをしつこく聞いてくる人もいなかったので助かりました。
今の会社は、復帰後の環境も良好だった。
こうして、1日目は終わり。
2~5日目も時短勤務でしたが、とりあえず仕事に身体を慣らすために難しいことはしていません。
前にやっていたある程度やることが決まっている業務を優先に片づけています。
この1週間の間にいろんな人と会話しましたが、特に休んでいたときのことは聞かれませんでした。
なんとなく、察してくれていたのかもしれませんね・・・・。助かります。
仕事には復帰したが、相変わらず朝の出社時は憂鬱・・・
1週間、復帰時短勤務しましたが、やっぱり会社に行ってしまえば普通に仕事はできます。
しかし、その前の出社時がやっぱりネックです。
会社に近づくにつれて、「やっぱり行きたくないな・・」って気持ちが湧いてきます。
これはもう、自分の中で気持ちを抑えつけてなんとか駐車場までたどり着くしかありません。
そこまで行ってしまえば、そこから帰ろうってことにはならないので。
最後に。いまだに休職中の人にむけて・・・
自分の気持ちと折り合いをつけるのは、結構大変です。
会社に行く途中、どうしても行く気がそがれることもあります。
それどころか、家から出るのすらおっくうな人もいると思います。
自分の気持ちが、「会社に行ける」と判断ができるで休んでいてもいいでしょう。
ただ、私もそうでしたが「休んでいたら生活がそのうち成り立たなくなる」っていう切羽詰まった気持ちから、無理やり奮い立たせるということも必要なのかな・・・とも思いましたね。
みなさんもいつか、仕事復帰を考えるときが来ると思います。
その時は、会社の担当者によく要望を伝えて、無理をしない程度のレベルから復帰していってほしい。
私の場合は、会社を休んでいるときも職場の上司がまめに会いに来てくれてましたし、実家の畑仕事を手伝ったりでまったく家から出てなかったわけではないので復帰しやすかったのかも。
私の場合は元の職場に復帰しましたが、他部署に異動するという手もありますからね。
良く話し合って、自分に最適な復帰の道筋を考えてください。